SSDの寿命について
パソコンの記憶装置「SSD」の価格がかなりリーズナブルになってきて、「SSD」が身近になってきています。
「HDD」のパソコンから、「SSD」のパソコンに変えたときの衝撃は忘れられないものがありますよね。
パソコンがまるで別物のように感じられます。
起動まで数分かかっていたのが数秒になって、ファイルを表示されるまですこしかかっていたのが、ぱっと表示されるようになります。
すごく実用的な「SSD」ですが、やっぱり気になるのが、寿命だと思います。
「HDD」も寿命がありました(平均して3~4年)が、はたして「SSD」はどれくらいもつのでしょうか?
「HDD」と比べてどうなのかというのが、一番気になるところだと思いますが、「SSD」の寿命について調べてみます。
SSDの寿命は何年なのか?
「HDD」は磁気ディスクに読み書きを行うのに対して、「SSD」は電気信号でデータを読み書きします。
「HDD」が物理的に記憶するに対して、「SSD」は物理的な操作はありません。
「SSD」の寿命に影響するポイントは、①データの書き込み回数です。「SSD」にはあらかじめ書き込み可能なデータ容量(TBW)が決まっています。何TB書き込めるといったもので、「SSD」にはこのTBWが記載されているので、この数値が大きいほど寿命が長くなります。
②データの空き容量です。「SSD」の空き容量が少ない場合、「SSD」がデータの整理を行うため、内部でデータを削除したり書き込んだりをしてしまうので、寿命が縮める原因になります。
③「SSD」のタイプです。「SSD」にはタイプがあり、4つのタイプがあり寿命は次のようになります。
「SLC>MLC>TLC>QLC」
価格はこの逆になって、「QLC」の場合は寿命が短いですが、価格は安くなります。安価な「SSD」はこのタイプが多いです。
以上が「SSD」の寿命に影響するポイントになります。
フリーソフトで「SSD」の状況をモニターできるので、活用するといいと思います。
それで一体「SSD」寿命は何年なのかということですが、一般的には「5年程度」と言われていることが多いようです。
あと、メーカーの保証期間もあるので、それを目安にしてもいいかもしれません。
普通に5年もつのであれば、「HDD」より優秀ということになりますので、「SSD」は「HDD」と同じというように考えても問題はないと思います。
以上SSDの寿命は何年なのか?でした。
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